上海万博「世紀のコンサート」

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高津も海外へ進出ッ!

                                   文責:編者O

2月の上海城市オーケストラとの交流演奏会を終えて、
「今度、万博で演奏するのでぜひ高津の皆さんもおいでください。」とお誘いを受け、
「やはり次につなげることが大事だ!」という団長の声のもと、
上海万博の「世紀のコンサート」に、高津オケメンバー9人が挑みました。


日本からの演奏参加者は約40名。1300人が舞台にのっての演奏ということで、
どんな波乱が待ち受けているのだろうとわくわくどきどきでした。



リハーサルの様子。第1ヴァイオリンだけで20プルトくらいあります。

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客席はこんな感じです。

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もちろん、演奏以外では上海観光ENJOYです。

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上海の街は高いビルやマンションが立ち並び近代的ですが、中国の古来の建築も残っていて、
昔と今の融合、さらには洋風の建物も多く見受けられ、文化の融合を感じます。
そんな上海の地で、約20の国と地域からの参加者と共に音楽の融合を目指します。



演奏曲目は、威風堂々、百鳥朝凰、火把節、惑星より金星&木星、第九4楽章です。
1300人もいるのに練習は2回だけ。集中してみんなで音楽を作り上げていきました。
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百鳥朝凰は上海オケが中心となって演奏しましたが、ラーメンでおなじみのチャルメラ(中国語でスオナ)
の演奏で、本当に鳥があちこちから飛んできてさえずっているような曲です。


第九は合唱団が客席にもいて、まさに大合唱です。金管楽器も人数がたくさんいるので迫力満点です。



演奏中はもちろんあちこちでハプニングがあったようですが、それも楽しいところ。
いい思い出ができました。



音楽の力って本当にすごいんだなとつくづく実感した団員達。
これからも上海オケとの縁、他の日本からの参加者の方達との縁を大切に、
高津オケはもっともっと発展していきます!